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(@) 何故、術後マッサージが必要なのか?
異物には必ずカプセルができます。昔とちがって術後出血の少なくなった昨今、大きなカプセルを作ってあげれば良いのです。カプセルの完成に3〜4週間かかりますので、この間、軽く胸を圧迫(腹巻orサラシなど)し底面積の大きなカプセルができる工夫をしてあげればよいのです。勿論、万一術後出血があった場合にはマッサージが必要になります。
(A) レントゲンに写らないバッグはどれですか?
よく聞かれる質問ですが、これはX線のエネルギー量により、すべてのバッグが写りもすれば、写らなくもなります。ただ、この違いがわからない医師、X線技師はおりません。また昨今それを見て、数奇な目でみる者もいませんので御安心ください。
(B) 何故、以前ダメだったシリコンバッグが大丈夫なのですか?
製造会社の裏事情は別として、シリコンジェルが乳腺に浸潤し乳癌になったと思っている医師はまずいないものと思います。厚生省も乳癌手術後乳房再建には使用を許可していたほどです。また、近年出てきているマンマバッグはシリコンジェルを包む膜を厚くすることとジェルの粒子同士が離れにくいようにすることで、乳腺内に浸潤しにくくなっているので安全性が高まったと言えるのです。
(C) 脂肪注入による豊胸術はどうですか?
自分の組織ですから、異物反応は起こしませんが細胞膜が保たれない脂肪移植はよい方法とはいえません。少量かつ乳腺内、大胸筋内に分散させる方法であれば、大きな問題にはならないものと思いますが、注入部に必ず繊維化(瘢痕組織の形成)が起こります。
これがどのような影響を与えるかは長期フォローアップを待つしかありません。
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