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胸は女性のシンボルのひとつですから、豊かなバストは優越感をもたらすとともに、女性としての自信にもつながります。元来小さかった胸や、年齢とともにボリュームダウンし張りを失った胸を、ご自身のイメージに近づけ、心身ともに活性化を計るのが豊胸術です。
この手術の本質は、胸部皮下にスペースを作りバッグを挿入してあげることです。
術後、バッグの周囲には異物を閉じ込めようとする自己防衛反応としてカプセルが形成されます。このカプセルが適切な大きさに固定されれば柔らかく自然な胸が完成します。
切開部位と挿入層によって4つの組み合わせがあります(挿入バッグの種類選択は別として)
1,腋窩切開 乳腺下法
現在、当院で最も多い術式でジェル含有バッグ(シリコン、CMCなど)を選択します。傷あとも隠しやすく受け入れやすい利点があります。乳房下垂の程度が少なく比較的若い方にはよいでしょう。
2,腋窩切開 大胸筋下法
胸部乳腺および皮下脂肪がごく少ない方にはバッグ形状を大胸筋でぼかすことができるこの方法がよいでしょう。生理食塩水バッグが理想ですが、破損を考えジェルバッグ挿入が増えています。
3,乳房下溝切開 乳腺下法
乳房下のしわになったところに切開を加え、バッグ挿入範囲のみ剥離すればよいので手術侵襲が最も少なく、日常生活の復帰が最も容易です。当初は性交渉時隠しにくいという不利な点もありますが、6ヶ月、1年経つうちにごく目立たなくなります。ある程度以上の乳房下垂がある方にも下方剥離が容易なので有利です。ジェルバッグを選択します。
4,乳房下溝切開 大胸筋下法
下溝切開後、大胸筋と切離しての剥離が必要になるので、あまり行っておりません。
*人それぞれ置かれた立場、事情が異なりますので手術法の理屈を理解したうえで
担当医とご相談下さい。 |

*下に列記した事項を考慮に入れ、人それぞれの事情・希望に合わせ
術式を決定します。 |
(@) 術後初期から傷あとを隠しやすい。
(A) 大胸筋下に到達しやすい(大胸筋下挿入法に適する)
(B) 本来必要なスペース形成部に到達するためのトンネル(到達路)作成が必要
⇒ジェルバッグ挿入には、組織ダメージを加えやすく、一時拘縮になりやすい
(C) 術後3週間位は腕をあまり上げないことが必要
(D) 術後疼痛が比較的強い
(@) 乳腺下層に到達しやすい
(A) 必要なスペースだけの剥離で済む
(B) 術後、運動制限が少ない
(C) 術後疼痛が少ない
(D) 術後初期、傷を隠しにくい(時間とともに目立たなくなる)
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